こんにちは、主務の川上です。 10月22日(日)、岡山大学の第2体育館で中国五県及び岡山県パワー が行われました。岡山大学からは,6名の選手が出場しました。 今回の大会では,2年生が頑張っております。 選手の様子を解説文にて報告致します。 浜田 佳希(3回生) 56kg級 S:1本目125○ 2本目135○ 3本目140× B:1本目75○ 2本目80○ 3本目85× D:1本目145○ 2本目155× 3本目155× 結果S:135 B:80 D:145 T:360 順位1位 今回、結果としては初めてトータルがダウンしてしまった試合となった。今までは同 じかそれより上の記録が出続けていただけに、無念であった。今回の目標がインカレ 標準以上出して当然だともくろんでいただけに情けない。スクワットでは、2本取 り、さあ3本目は、ラップの跳ね返りが無く失敗。次から新しくラップを買うことに する。ベンチは練習で挙げていた3本目85kgを落としてしまった。デッドも155kgは練 習で挙げていたのに駄目であった。今回の失敗の原因としては、減量の仕方に尽きる と思う。次は今回の反省を生かし万全の状態で望みたい。やはり試合に出ることによ り試合の勘を得られたと思う。ベンチ2本を落とし緊張している岩本を見てやはり試 合は違うと痛感した。僕としては、全体を通して冷静さは保てた。気合いが入ること と熱くなって頭が混乱するのとは違ういい意味で落ち着くことができた。 次の大会では最低でもトータル380を突破する。 岩本 浩一(2回生) 60kg級 S:1本目120○ 2本目130○ 3本目135× B:1本目85× 2本目85× 3本目85○ D:1本目135○ 2本目145○ 3本目155× 結果S:130 B:85 D:145 T:360 順位1位   試合としては、7月の市ベンチ以来で記録会を含めると1ヶ月ぶりの試合と なった。僕にとっては、初のフルギアの出場となった。正直なと ころピーキング開始が約2週間前で、順調に調整ができたとは、言えないが、ピーキ ングの中で、問題確認と試行錯誤を繰り返す中、パワーリフティングの面白さを見出 すことができてとても貴重な時間であった。大会を振り返って、スクワットは、2本 目までは調子良く挙げれたが、3本目は、重さに負けてしまい、深く下ろせず失敗。 ベンチは、2本とも連続で失敗してしまい後が無い状況だったが、真理さんのアドバ イスより落ち着いてあげることができた。デッドは、目標重量155に届かなかったの が残念。セコンド、補助の方々のおかげで試技に集中することができ、大変感謝。今 後は更なるパワーアップと技術向上を目指し、練習に取り組みたいと考えています。 荒木 正行(2回生) 67、5kg級 S:1本目140○ 2本目150○ 3本目160× B:1本目85○ 2本目90○ 3本目95× D:1本目120○ 2本目140× 3本目パス 結果S:150 B:90 D:120 T:360 順位3位 今回は、腰痛の不安を残しながらも、秋関西の標準を超えてやろうと気合いを入れて 出場しました。スクワットでは、初めて自分流のラップ巻きを挑戦した。結果として 2本取れ、まずまずの出来だったと思う。しかし、ラップを巻いた時浅くなるので気 を付けたい。ベンチでは、2本連続軽々と成功した。3試技目では、なぜか腕が曲がっ ていてスタートがなかなかかからなかったのもあり、あえなく失敗。前はそんなこと 無かったので気を付けたい。この時点で、腰の痛みがピークに達し、デッドの1本目 をなんとかとるが、2本目はできなかった。自分自身今回とても悔しい結果だったの で、次回の試合新人戦では、しっかり力を出せるように状態を整えていきたい。 岩山 健吾 90kg級 S:1本目170× 2本目175○ 3本目185○ B:1本目110○ 2本目117.5○ 3本目122.5○ D:1本目150○ 2本目160○ 3本目170○ 結果S:185 B:122.5 D:170 T:477.5 順位1位 今回の大会は3種目とも自己ベストを出すことができ、そして8本成功というのも初 めてだったので、ピーキングは大成功だったと思う。しかしスクワットは相変わらず 前にバランスを崩してしまい落としてしまった。そしてベンチプレスは3試技とも赤 が一つ点いており、不安定な試技となってしまった。デッドに関しては、1本目は少 し下がったような気もしたが、成功。2本目、3本目は、スムーズに上げることができ た。今までは、ファーストプルは軽いのだが、途中で全く動かなくなっていた。それ を今回は浮き始めと同時に上半身を起こすことで止まりはするのだが、止まる位置が 今までよりも高くなったので、楽にフィニッシュに持っていくことができた。今回最 も大きな収穫はデッドリフトだった。これからの練習で、今回のフォームが確立でき るようにしたい。そしてスクワットは深さとバランス、ベンチでは、止め、足、バラ ンスに注意して、秋関西では、500オーバーを目指して頑張りたいと思う。 重松 健太(2回生) 75kg級 S:1本目150○ 2本目160○ 3本目165○ B:1本目110○ 2本目115○ 3本目120○ D:1本目155○ 2本目167.5× 3本目167.5× 結果S:165 B:120 D:155 T:440 順位2位 今回の大会の目標は関西大会の標準を超えることだった。スクワットでは、気合いが 入って減量の影響無く3本目も成功させることができ良かったと思う。ベンチでは、 練習で何度も失敗した120kgが思ったより軽くあがった。思わず成功した時喜びのあ まり叫んでしまった。自分では、ベンチ台とプラットが良かったと気合いが入ったの が成功につながったと思う。デッドでは、1本目の155kgしか取れなかった。2本目 は、竹内に勝つために駆け引きの167.5kgを設定したが、挙げきったがダウンの前に 耐え切れず返してしまい失敗であった。 今回の反省点は、スタミナ不足とデッドの力不足であった。最後のデッドまでいつも の力が発揮できるような練習をしたい。また今回はデッドスーツを使用しないで、ス クワットスーツで兼用したので、次回は、デッドスーツを研究して記録を向上させた い。 ****(2回生) 75kg級 S:1本目160○ 2本目170○ 3本目175× B:1本目100○ 2本目110○ 3本目115× D:1本目160○ 2本目170○ 3本目180○ 結果S:170 B:110 D:180 T:460 順位1位 今回反省点としてピーキングに取りかかるのが遅かったことが挙げられる。特にスク ワットは、増量していたこともあり、スーツがきつすぎるといった予想外のことが起 きたためピーキングにかなり支障が出た。次の関西大会では、もっと綿密な計画を立 てて望みたいと思う。スクワットは1本目重く感じたが、何とか成功。2本目は、少し バランスが狂いそうだったが、成功。どうも普段よりも重く感じられる。重松が横で 成功していくたびプレッシャーがかかる。3本目は、重心が後ろにいってしまい失 敗。しかし、重松には、一歩リードした。続いてベンチでは、1本目は台が滑らな かったのもあって軽い。差し上げた時重く感じたが、何とか成功。3本目は下ろす位 置がしたすぎて失敗。重松は、僕は取れないと思っていた3本目を取って、この時点 で、サブトータル5kg負けていた!マズイ。そしてデッド1本目を取ることで並んだ。 お互いに1本目は軽く成功。そして2本目は重松は、セコンド木内さんのもと駆け引き の重量を申請。僕は気にせず、2本目を軽く上げる。しかし重松は、惜しくも失敗。 意外であった。次に3本目は、何も考えず180kgを申請。練習で挙がっているとはい え、賭けだった。とりあえず音楽でも聴いてテンションを上げておく。上げると思っ ていた重松が失敗。自分が肩上げしている最中に優勝が決まる。気も楽になり、3本 目も気持ち良く上げる。全体としてフォームを見直すべきだと思った。デッドスーツ も研究したい。また、重松にも一歩リードしていきたい。